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オーディオ機器やゲーミングデバイスのレビュー、そして好きな音楽を徒然なるままに

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ゲーミングヘッドセットの選び方

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 音楽用ヘッドセットは正直音の好みに合わせて買えばよい。

 店頭でモニターテストをして満足がいったものを購入すればいいわけで、あとはジャンルの違いやお気に入り曲用に使い分ける、せいぜいそれくらいの贅沢で十分だろう。

 

 それに比べてゲーミングヘッドセットとなると、少し選び方は難しいかも知れない。店頭でゲームをテストするわけにはいかないし、ゲームには音楽とは違った臨場感が求められることが多いからだ。

 比較的近いジャンルの動画用映像用のヘッドセットがよいのかというと大ざっぱには共通する部分も多いが、実際には動画用のヘッドセットはプレイするゲームやスタイルによっては必ずしも最適とは言えない。

 今回はそんなゲーミングヘッドセットの選び方のポイントをチェックしてみよう。

audio-sound.hatenablog.jp

 

【1】基本はこれ!「対応機種」の確認

 まず最初のチェックポイントは対応機種。

 購入しようと思っているヘッドセットが自分の持っているゲーム機やPCをサポートしているのか確認すること、これが基本だ。

 そんなの当たり前だって?

 いやいや、個人的経験から言うと意外と見落としがちなポイントで買ってから「あ、しまった!」となることも多いんだ、これが(トラウマ)

 またショッピングサイトの商品ページは記載が誤っていることがあるので、できる限りメーカーサイトで確認した方が良い。ゲーミング製品ではスペック表記ミスは案外多い。

 

【2】プレイスタイルに合わせて選ぶ!「付け心地」

 次のチェックポイントは付け心地。

 ゲームのプレイスタイルによって変わるが、ゲームは大抵1時間以上は遊ぶことが多いだろうから、付け心地は重要なポイントだ。しかも店頭で確認しやすいポイントなので体感してその違いがわかりやすい。

 なので選ぶ際の最初のポイントはこの「付け心地」でふるいを掛ければ、数多くあるゲーミングヘッドセットの選択肢が絞り込みやすくなる。

 

(1)重さ

 大抵のゲーミングヘッドセットはプラスチック製で軽いものが多い。これはコストダウンの意味もあろうが、音楽用と違ってゲームプレイに負担を掛けないよう、なるべく軽い素材が好まれて使われている。

 

 それでも機種によって重さに違いがある。

 それはヘッドバンド部分のフレーム素材だけでなく、ケーブルの重さやケーブル途中などに設けられている付属コントロールパネルの重さなどだ。左右の重さのバランスがかなり異なり一方に引っ張られる感覚があるという場合もある。

 

(2)ヘッドバンドの柔軟さ

 最近のゲーミングヘッドセットはヘッドバンド部分のフレーム構造が非常に柔軟で、ひねりを加えてもしなやかに曲がって対応するものが多い。

 このヘッドバンドの柔軟さは壊れにくさに直結することもそうだが、付け心地にも大きく影響し、柔軟なフレームは圧迫感が少なく感じられる傾向にある。ただし柔軟すぎると逆に密着度が悪くなることもあり、環境音が聞こえやすくなったり音漏れしたりして没入感を妨げることも。

 

(3)イヤーマフの付け心地

 イヤーマフは直接耳に当たる部分で、プレイフィールに大きく影響する。とくに長時間プレイでは圧迫感だけでなく、蒸れやすさなども影響が大きい。

 大きさも重要で耳をしっかり覆うか、逆に大きすぎないかなどを確認する。

 

【3】音質!迫力サウンドかさっぱり味か

 動画向けのような低音が強く衝撃度のある音が感じられるヘッドセットはゲームでも迫力が感じられ、かなり楽しい。

 ただたとえばMMORPG経営シミュレーションゲームのような長時間プレイするゲームでは迫力のある音を長時間聞いていると聞き疲れしてくるところがある。なのでさっぱり味のゲーミングヘッドセットのほうがそうした長時間プレイには向くところがある。

 

 次にナレーションの聞きやすさ。

 大抵のゲーミングヘッドセットはナレーションを強調し、よく分離する味付けになっていて聞きやすいが、それでも機種によって聞き取りやすさなどの違いは多少ある。プレイするゲームにもよるが、ナレーションの明瞭感が強いものを選んだ方が「はずれ」は少ない。

 

 最後に方向感と奥行き。

 FPSなど一人称視点のゲームでは方向の把握がゲームプレイに大きな影響を与えるが、とくにわかりやすいのは左右と後ろだ。

 ステレオヘッドセットでは、後ろのオブジェクトの音が耳の手前くらいから聞こえてくると方向に違和感を感じやすい。左右については大ざっぱな方がわかりやすいという人もいるので好みによるところがある。

 奥行きについては遠くの音の聞こえが良いヘッドセットは広いフィールドにいる感覚が出て、オープンワールド系のゲームなどで楽しい。

 それから広さの表現ではこだまのようなエコー表現の強弱も機種によって違いがあり、エコーが強いと衝撃性など音の迫力が増すが不自然で歪んだ感じも出やすいところがある。

 

【4】安くて手頃!エントリークラス ゲーミングヘッドセット紹介

 以上拙くて長い文章を読んでくださり、恐縮だが最後にプレイスタイルごとのおすすめヘッドセットを簡単に紹介する。紹介するヘッドセットはこの記事の読者を想定してエントリークラスの廉価なモデルだ。どれも5000円くらいあれば入手可能なものを集めてみた。

 個別記事もあるので気になったら個別記事を詳しく参照してほしい。

 

 (1)SADES SA902

 迫力があって振動する低音がゲームの衝撃を強めて楽しい。付属ソフトウェアで7.1chサラウンド対応。付け心地はやや硬いが、迫力重視のアクションゲームなどの短時間プレイにはパフォーマンスを発揮する。

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 (2)SADES SA901

 かなり迫力のある音ながら、尖りのない柔らかみとあたたかみの感じられる音で聞きやすい。付属ソフトウェアで7.1サラウンド対応。イヤーパッド部分が独立しているので付け心地もよい。コンパクトタイプ。

audio-sound.hatenablog.jp

 

 (3)AUKEY GH-S1

  フレームが非常に柔軟で付け心地がかなりよい。低音はよく鳴るが、振動は少なめで聞き疲れしにくい。迫力とプレイフィールのバランスをとっている。

audio-sound.hatenablog.jp

 

 (4)KOTION G2200

 低域の振動感が強く、アクションゲームなどで衝撃の感じられるプレイが可能。厚めのクッションで付け心地もよい。価格は少し高めになるが、臨場感は高く、見合った価値がある。

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 (5)SADES Arcmage

 付け心地抜群。フレームは柔軟、イヤーパッドは柔らかく大きめで耳当たりも優しい。音も圧迫感のない聞きやすい音で長時間プレイに向く。

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(6)SADES SA903

  耳全体を覆う厚めで大きいイヤーマフに、やはり厚みがあって柔らかいヘッドクッション。聴き応えのある低音には振動もあって衝撃性がある。

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(7)KOTION G7000

  軽くて圧迫感のない付け心地。低域の強い振動がゲームを盛り上げ、音楽ではブーミーな厚みを感じさせる。クラブミュージック向けヘッドホンとしてもおすすめ。

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