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audio-sound @ hatena

オーディオ機器やゲーミングデバイスのレビュー、そして好きな音楽を徒然なるままに

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【カナル型イヤホン CollectionAudio K4 レビュー】立ち上がりが良く鮮やかな音。メリハリのあるドンシャリ

CollectionAudio 木製 高音質 カナル型 イヤホン 低音重視 臨場感溢れる 遮音 スマホ用 ナチュラル K4

 

おすすめ度*1

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 木目調の柔らかい自然な雰囲気のハウジングにコンプライの優しいイヤーピースが合う。標準でコンプライイヤーピースが使われていて、密着度は高く、これを使えば没入感はかなり高い。音漏れはそこそこ。

 

【1】外観・インターフェース・付属品

 付属品は英語と中国語のマニュアルとイヤーピースの替え、携行ケース。細身で柔軟なケーブルはハーフスケルトンで中が見える。タッチノイズは少なめ。

 

【2】音質

 全体的に立ち上がりが良く、やや硬質だがメリハリのある音が特徴。高域はややシャリシャリするところがある。ただその分キラキラした鮮やかさもあり、低域はだいぶブーミーで振動が強くブルブルしている。低域の厚みのある音はかなり存在感があって聴き応えがある。

 

[高音]:のびやかさと透明感がほどよくあるが、少しキンとなる硬質気味な音。ただ完全に尖らずにほどよい丸みもあるので刺さる場面は少ない。凛という言葉が合うかもしれない(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、多田葵「灼け落ちない翼」でテスト)

[中音]:楽器がボーカルを包む込む感じで存在感あり。広さよりは密度重視。

[低音]:幅のある振動でブーミー。100hz~80hzまではかなりブレがあって粗い。70hz~50hzまで締まってくるがやはり振動感の強い音。40hz以下は沈む。(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:ブーミーな低域が下に雲海のような膜を張り、その上にボーカルがしっかり陣取ってそこに向かって空間全体が充満している、半球状の音場(petit milady「azurite」、分島花音「world's end, girl's londo」でテスト)

[パーカッション・リズム]:粒感と立ち上がりの良さもあり、緻密でアタック感もある音。疾走感も良く出る。ただ弾け音は締まってやや硬いので軽さは出にくい。(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)

[ボーカル傾向]:ボーカルは太陽系の恒星のように惑星のような楽器に包まれている。距離感は近めで中低域の音と一体感が強め。

 

【3】官能性

 Choucho「カワルミライ」はピアノ音に鮮やかと締まりがあり、パーカッションも弾ける音に密度があってメリハリとエネルギッシュさがある。全体として軽さよりはタイトな曲調でボーカルを後押しする。粒感と密度感があって緻密で未来的、都市的なサウンドになっている。

 Claris「CLICK」も緻密でエネルギーを感じる密度のある音。ボーカルが完全に電子音に腰掛けているような一体感があって、電子音の波に乗りながら響いてくる濃密な表現。ともすればガチャガチャしがちになる曲だが、解像度はなかなかで個々の音を潰さない。活きの良いドラムも心地よく響く。

 春奈るな「Overfly」は楽器音がボーカルを解放しないので天井方向の突き抜けにやや乏しいところはあるが、反面ブーミーなドラムサウンドが足場を支える重厚な味わい。肉厚で力強く、気持ちを解き放つと言うよりはエネルギーに変えて推進していく曲調になっている。

 SPYAIR「サクラミツツキ」は前半の穏やかで静かにエネルギーを溜め込む曲調とサビでそれを解放してふくれあがるボーカルの対比がうまく出ている。ブーミーなベースがややぼやけた印象を与えるが、柔らかさがある。

 Rasmus Faber「時の記憶 Jazz Ver.」は低域の存在感と空気を振るわす支配感がぞくっとするほど生々しく、心を振るわすほど叙情的。パーカッションも心地よく風音のようにそよぐ。ピアノの音にもメリハリと鮮やかさがある。

 

【4】総評

 ブーミーな低域に存在感があり、緻密さのある表現力も相まってクラブミュージック向きな味付け。ボーカルを取り込んで密度と力強さのある音楽表現は素直に元気で明るくエネルギッシュ。

 生命的で力強いサウンドは楽しい。

 

CollectionAudio 木製 高音質 カナル型 イヤホン 低音重視 臨場感溢れる 遮音 スマホ用 ナチュラル K4

 

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*1:おすすめ度とは、あくまで主観的に「ここが面白い!ここが味わい深い!」と思ったポイントです。たとえば低域が「5」だからといって低音が支配的で低域重視で鳴りますというわけではなく、「低域の表現が丁寧でうまいなぁ」とか「これはちょっと他では味わえないかも」といった特徴的な音、魅力的な音がポイント高めになります。そのイヤホンの販売価格帯も考慮した主観的な評価です。