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audio-sound @ hatena

オーディオ機器やゲーミングデバイスのレビュー、そして好きな音楽を徒然なるままに

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【カナル型イヤホン AIKAQI TE850vi レビュー】音圧のある低音重視モデル。どっしりした感じ

AIKAQI カナル型イヤホン 密閉型 ステレオインサイドホン マイク付き 通話可能 高音質 インナーイヤー型 高遮音 samsung galaxy/sony/htc スマホ 対応 イヤフォン フラットケーブル TE850vi ピンク

 

おすすめ度*1

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 デザイン的にはドライバーの形状を強調しているカナル型イヤホン。紫と黒に丁寧に色分けされており、デザインはおしゃれだ。

 

【1】外観・インターフェース・付属品

 中国語と英語の説明書、携行用ケースとイヤーピースの替えが付属する。ケーブルは外側が紫、内側が黒と色分けされた平形コードでタッチノイズは比較的抑えめ。

 

【2】音質

 素直な低域重視モデル。どっしりと音圧のあるブーミーな低域が音域を支配する。中域はそこそこ広さがあるが、低域が強い曲では引っ張られる印象。低音量時も低域中心になりやすい。高域はのびやかさがあるが、鮮やかさは足りなく感じられるかも知れない。

 

[高音]:のびやかさのある音で煌めき感もあるが、声質はやや暗く感じられる(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、多田葵「灼け落ちない翼」でテスト)

[中音]:左右の方向感は強く、空間は広く感じられる。音の鮮やかさがやや足りず、やはり暗めに感じやすいかもしれない。

[低音]:ブーミーすぎない荒れは少ない音。60hzに荒れるところがあるが、それ以外は素直に減衰する。低域は弾みも地鳴り感も出る存在感のある音で素直に力強い音。床面を強く意識させる。(分島花音「killy killy JOKER」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:中高域より低域の床面が意識されるので、かなり安定感が強い。かなり扁平な三角形に感じる(petit milady「azurite」、分島花音「world's end, girl's londo」でテスト)

[パーカッション・リズム]:低域ドラム以外はおとなしめ。アタック感も目立たず、シャリ感も弱めで疾走感よりは安定感が強い(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)

[ボーカル傾向]:全体として肉厚で女性ボーカルはやや暗く聞こえるところもある。のびやかだが天井感があり、突き抜けるよりは行ってこいで戻ってくる。そのためこれも開放感よりは安定してとどまっている印象の強い声。

 

【3】官能性

 Choucho「空とキミのメッセージ」はボーカルにほどよいのびやかさもあるが、疾走感は少なく、広さを表現する楽器音の中心にボーカルがしっかりととどまる曲調。手の届く範囲に曲のエッセンスが凝縮されているような、安定感の強い曲調だ。サビでのボーカルが突き抜けて鮮やかさを増しながら広がっていく感じはうまく出ないが、のびやかさは失われてはいない。

 奥華子「夕立」は広大さよりは圧迫感のある感じで夕立の重苦しさのようなものが素直に出ている。ボーカルは肉厚でやや暗め、尖りや刺さりはない。広大さを表現するストリングスなどは少し弱く、ピアノの低域音やブーミーなベース音が目立ち、走り去る夕立の疾走感よりは雷鳴や激しい雨のイメージが強い。

 Claris「STEP」はやや弾ける音が重たく、ボーカルも少し暗めで軽妙さは足りないが、その分低域パーカッションのリズム感が力強さを演出している。エネルギッシュな低域パーカッションの表現にはかなりの精彩があるが、どっしりした味わいでややもすると暗く感じられる風味は好みを分けそうではある。

 

【4】総評

 迫力あるどっしりした低音がこのイヤホンの魅力の全てと言って良いかもしれない。どの曲も説得力のある感じになるが、女性ボーカルはとくに暗めに出やすく、軽妙さや開放感とは無縁の、やや重たげな風味になりやすいところはある。一方で低域ドラムの重みを伴った躍動感は心地よく、ベース音も曲全体を下方向からしっかり安定させ、床面を意識させる。

 低域重視で低価格なモデルを探しているなら悪くない選択肢に思う。

 

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*1:おすすめ度とは、あくまで主観的に「ここが面白い!ここが味わい深い!」と思ったポイントです。たとえば低域が「5」だからといって低音が支配的で低域重視で鳴りますというわけではなく、「低域の表現が丁寧でうまいなぁ」とか「これはちょっと他では味わえないかも」といった特徴的な音、魅力的な音がポイント高めになります。そのイヤホンの販売価格帯も考慮した主観的な評価です。