audio-sound @ hatena

オーディオ機器やゲーミングデバイスのレビュー、そして好きな音楽を徒然なるままに

オーディオ機器やゲーミングデバイスのレビュー、そして好きな音楽を徒然なるままに

【カナル型イヤホン AIKAQI DF-10 レビュー】おとなしめの自然な音だが、金属的な音の彩りが鮮やか。マイルド路線のイヤホン

AIKAQI 木製 イヤホン カナル型 ステレオ ヘッドホン 高音質 高遮音性 音楽再生/停止が可能 マイク付き スマホ用 ヘッドフォン DF-10 ブラウン

 

おすすめ度*1

f:id:kanbun:20160515052641j:plain

 木製ハウジングの優しい外観が特徴のカナル型イヤホン。付属品に再生品仕様のメモパッドやペンが付属しており、エコを意識したコンセプトを打ち出している。パッケージも非常に丁寧に作られているので、贈答品としても悪くない。

 遮音性はそこそこ高いものの、半開放型なせいか音漏れはそれなりにあるので注意。装着感に独特のバネのような弾みがあり、自然なフィット感とはやや異なった機械的な感じがある。

 

【1】外観・インターフェース・付属品

 付属品は多く、キャリイングケース、イヤーピースの替え、中国語のマニュアルのほかに再生品使用のペンとメモパッドが付属する。キャリイングケースなども自然素材を意識しており、エコな雰囲気で統一されている。

 細めのケーブルのタッチノイズはやや目立つ。ケーブル途中にマイクユニットがついている。

 

【2】音質

 音質もエコな感じでおとなしめで自然な感じだ。奥行きが感じられるが、左右の張り出しなどは落ち着いていて、迫力は控えめ。金属に近い音、キラキラした感じの音がきれいに出て精彩感が強い。高域・低域はおとなしめで、全体としてかなりマイルドな味付け。

 

[高音]:おとなしめで自然なのびやかさがある。透明感は少し足りず、ハスキー気味に感じられるかも知れない(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、多田葵「灼け落ちない翼」でテスト)

[中音]:奥まる。そのため奥行きを感じやすい。弦楽などはかなり控えめに思うが、反面ギターのつま弾き音など金属的な音がシャープにキラキラ輝くようで精彩感が強い。
[低音]:100hz~30hzまで粗はなく素直に減衰する。音はおとなしめだが振動に幅がありブーミー。ドラム音はハリのある音だが地鳴り感や圧迫感はなく比較的淡泊(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)
[解像度・立体感]:左右の張り出しはあまりなく、奥行きだけ素直に感じる(petit milady「azurite」、分島花音「world's end, girl's londo」でテスト)
[パーカッション・リズム]:シンバルに粒感があり、音に艶やかさもある。ドラムは淡泊で軽妙な味付けに近いので疾走感のほうに傾いている(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)
[ボーカル傾向]:ややノイジー。比較的楽器に近く、奥まっている感じもある。


【3】官能性

 UVERWorld「白昼夢」は落ち着いたギターのつま弾き音に彩りが出ている。大抵のイヤホンだとドラムもかなり強めに出ることが多いが、このイヤホンはドラムの表現が軽くおとなしめなのでサビでの盛り上がりは少し足りないかも知れないが、反面サビ前の叙情的な雰囲気は強い。

 奥華子「桜並木」はアコースティックギターのつま弾き音に精彩がある。ただかなり奥行きが出て弱めなので全体として少しおとなしい。ボーカルも精彩はそれほどなく、どちらかというと暗め。

 歌組雪月花「回レ!雪月花」は中域の金属的な音が感じられやすいのでメリハリ感が強い。低域も強く張り出してこないので中域の緻密さを味わいやすい。ボーカルもおとなしめで楽器音の精妙な表現を楽しみやすいといえる。

 早見沙織東山奈央「Hello Alone」もボーカルがおとなしめでどちらかというと中域楽器音の緻密さが前面に出ている。デュエットボーカルの持ち味は若干減っているような気もするが、曲全体は聴きやすく疲れない。

 

【4】総評

 全体としておとなしく聴きやすい音。少し距離感のある音で楽器音がボーカルよりも精彩を感じやすいのでボーカル付きの曲でもインストルメントを楽しみたい人向きかも知れない。最近のイヤホンには珍しい、耳に優しい色合いだ。

 最初は物足りなくも思うが、長時間試聴に圧迫感がない。

 

AIKAQI 木製 イヤホン カナル型 ステレオ ヘッドホン 高音質 高遮音性 音楽再生/停止が可能 マイク付き スマホ用 ヘッドフォン DF-10 ブラウン

 

【関連記事】

audio-sound.hatenablog.jp

audio-sound.hatenablog.jp

audio-sound.hatenablog.jp

audio-sound.hatenablog.jp

 


*1:おすすめ度とは、あくまで主観的に「ここが面白い!ここが味わい深い!」と思ったポイントです。たとえば低域が「5」だからといって低音が支配的で低域重視で鳴りますというわけではなく、「低域の表現が丁寧でうまいなぁ」とか「これはちょっと他では味わえないかも」といった特徴的な音、魅力的な音がポイント高めになります。そのイヤホンの販売価格帯も考慮した主観的な評価です。