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オーディオ機器やゲーミングデバイスのレビュー、そして好きな音楽を徒然なるままに

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【カナル型イヤホン awei ES-10TY レビュー】低域の響きが重く存在感があって、中高域もそこそこ秀逸。低価格ではおすすめの低域ホン。音漏れには注意

AWEI カナル型 イヤホン 高音質 マイク 付き 通話 音量調節 重低音 耳栓 インナーイヤー型 イヤフォン ステレオ ヘッドホン ES-10TY Gold

 

おすすめ度*1

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ASIN

B01M0NMK9K

 装着感は悪くない。遮音性はほとんどなく、音漏れもかなり露骨。

 

【1】外観・インターフェース・付属品

 付属品はイヤーピースの替え、マニュアル。マニュアルは日本語記載は無い。平形ケーブルのタッチノイズは目立つ。

 

 

【2】音質

 音質的には躍動的で深みと厚みもある低域がかなり魅力的。個人的にこの低域は低価格モデルの中ではかなり良質な部類で、締まりもほどよくあって表現がキリッとしている。中高域以上も輪郭がしっかりしており、広さと方向感も感じられる。のびやかと突き抜け感もかなりあって、ほどよくキラキラしており、若干サ行が刺さりやすいものの、気になるほどではない。

 

[高音]:ほどよくのびやかでキラキラ感もあって上昇感は出やすい(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、多田葵「灼け落ちない翼」でテスト)

[中音]:やや奥まるところもあるが、全体的に精緻で音像はしっかりしている。ピアノ表現などはやや単調に思うが、輪郭・定位感はかなりはっきりしている。

[低音]:低域は弾みと深み、厚み立ち上がりもよく、曲全体の表現に大きく貢献する。これだけ存在感がありながら、支配的にならず、曲調を暗くしないのが良質な証拠100hz付近はかなり締まってタイトな音だが、70~60hz付近のピークでは振動の振れ幅が大きく感じられて荒れ気味になり、50hz以降はややぼやけながら減衰する。これが表面張力を感じさせるタイトさと深掘りを同時に感じさせる秘訣になっている印象だ(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:そこそこ広めな空間だが、一方で低域は一定の位置でタイトに締め上げる感じもあり、箱型の空間を感じる。下面は床がはっきり感じられるが、上に向けては比較的開放されている(petit milady「azurite」、分島花音「world's end, girl's londo」でテスト)

[パーカッション・リズム]:ドラム優位ではあるが、全般的に立ち上がりはなかなかに良好でアタック感もあり、疾走感もそこそこ出る(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)

[ボーカル傾向]:ボーカルもなかなかにのびやかで高域の突き抜け感もよく出るので明るめ。女性ボーカルの曲もかなり楽しめる。

 

【3】官能性

 Choucho「DreamRiser」は全体的にドラムとギター・ベースの利きが良く、ボーカルも伸びやかでみずみずしく、フレッシュな味わいが良く出ている。解像度の問題かさすがに過剰気味の効果音はやや潰れてしまうところがあるが、それでもほとんどの音の輪郭はしっかりしており、定位感もあって楽しめる。

 (K)NoW_NAME「Harvest」もなかなかによい。情報量の問題かサビでは演出音がややシアトリカルな持ち味を出せていない感じがあるが、低域弦楽の鳴り方が響きすぎない良質なもので耳障りにならない。埋もれがちなボーカルも奔流となってあふれ出す楽器音に負けない一貫性を持っており、これもかなり楽しめる。

 奥華子「恋」はしっとりしたボーカルの透明感がよく出ていて、サビでの悲壮を伴う高揚感をうまく出しながら、着地もうまくストンと胸に入ってくる。ピアノの表現には少しだけ色彩感が足りない気がするが、ボーカルを邪魔しないという意味ではこれはこれでよいと思える。

 YUI「Namidairo」は大抵のイヤホンでは重くなりがちだが、このイヤホンはタイトさのあるドラムが重さをしっかり表現しつつ音場を締め上げて、ボーカルを暗くさせすぎず、サビの突き抜け感もうまく出るので高揚感が素直に楽しめる。楽器の輪郭感・色彩感もなかなかによい。この曲くらいの情報量だと個々の音も輪郭がしっかりしている。

 

【4】総評

 低価格ではなかなかない魅力的で良質な低域、中高域も価格帯では標準以上の表現力と確かなコスパを感じさせるイヤホン。比較的万能でロック・ポップス・ダンスなんでもござれな雰囲気で、遮音性の低さと露骨な音漏れ傾向、ケーブルタッチノイズの大きさなど実用面での難点に目を瞑れば、音質面では価格帯でもトップクラスの魅力を持つ低域イヤホンだ。

 

 

 

【5】このイヤホン向きの曲

 イヤホンによってはドラムの利きが悪くてだれたり、弦楽の色彩感がうまく出ずに単調になりがちな曲ではあるが、このイヤホンではタイトさと地熱を失わないドラム、ほどよい繊細さのある弦楽、突き抜け感に満ちたボーカルのバランス感覚が秀逸に思える。

 

 定位感に優れているので、こうしたライブ音源も楽しめる。会場の熱気がよく伝わってくる。ロック曲との愛称も抜群。

 

 立ち上がりの良さと輪郭感があるので、R&Bとも相性よし。突き抜け感と力強さのあるこの曲のようなボーカルとも親和性が高い。

 

 ガチャガチャしやすいところのあるこの曲も、軽快さとキラキラ感を出し、ボーカルの突き抜け感も失われない。

 

AWEI カナル型 イヤホン 高音質 マイク 付き 通話 音量調節 重低音 耳栓 インナーイヤー型 イヤフォン ステレオ ヘッドホン ES-10TY Gold

 

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*1:おすすめ度とは、あくまで主観的に「ここが面白い!ここが味わい深い!」と思ったポイントです。たとえば低域が「5」だからといって低音が支配的で低域重視で鳴りますというわけではなく、「低域の表現が丁寧でうまいなぁ」とか「これはちょっと他では味わえないかも」といった特徴的な音、魅力的な音がポイント高めになります。そのイヤホンの販売価格帯も考慮した主観的な評価です。

【ハイレゾ対応イヤホン SATOLEX Tubomi DH299-A1】低域を中心に密度と量感のある重厚なパワフルサウンドが魅力

SATOLEX Tubomi DH299-A1

 

おすすめ度*1

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ASIN

B01E6HDG8U

 シンプルだが耳当たりのよいデザインのハウジング。装着感はよく、遮音性も高く、音漏れもだいぶ防止されている。

 

【1】外観・インターフェース・付属品

 付属品はイヤーピースの替え。ケーブルのタッチノイズはほとんどない。

 

【2】音質

 全体的に重厚で濃密といった形容の似合うパワフルイヤホン。高域の抜け方もそこそこよいが、中低域に比べるとパワーに劣る印象。低域が熱気と量感に満ちた表現で終始リードする。音場は空間的にはやや狭く感じる。

 

[高音]:高域はやや弱く、高く伸びる丞相感は出づらい(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、多田葵「灼け落ちない翼」でテスト)

[中音]:近めだが、精密さのある音で密度高く感じられる。

[低音]:バネがあり、弾けと粘りを感じ、深さもあってなおかつ躍動的。重みもそこそこあるという低域のお手本に近い音。厚みのあるヴォーンという音で100hz~20hzまで素直に減衰する(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:低域がしっかり厚みのある足場を作る、やや扁平な三角形。奥行き感はあまりない(petit milady「azurite」、分島花音「world's end, girl's londo」でテスト)

[パーカッション・リズム]:ドラム優位。重厚で深さもあるドラムがリズムと空間の方向性を支配している印象だ(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)

[ボーカル傾向]:ボーカルはややドライで若干暗め。だが肉厚で満腹感はある。

 

【3】官能性

 やなぎなぎ「ビードロ模様」は膜を作りながらしっかりと反発力も伴うドラムが下支えし、緻密さがありながらくどすぎるほど細かすぎない楽器音がその上に曲の世界観を表現する。高域ののびやかさは減じられているので、全体的にやや重たい印象ではあるが、十分な表現力を感じる。

 YUI「Laugh away」はYUIの曲の中でも突き抜け感があり、かなり明るめなため、あえて試してみた。ギター音に精彩があり、密度は高めだが、予想通り声色は若干暗めで抜ける広さにはやや乏しい。高域は天井感があり、この曲のサビの特徴である、空に向かって気持ちが吸い込まれていくような上昇感にはちょっと欠ける印象だ。

 Lia「Bravely You」はドラム優位の重厚な展開で密度高く、迫力が感じられる。反面開放感には乏しく、高域の味わいはやや単調かもしれないが、曲の持ち味である力強さはかなりよく出ているので、全体的な満足度は高め。

 Rusmus Faber「銀河鉄道の夜 JAZZ Ver.」は濃密な低域にまず満足。次に厚みのある男性ボーカルが味わい深く、楽器の表現は全体的に大人びて落ち着いていながら、緻密さを失っておらず、全体的に満腹感がある。

 

【4】総評

 低域が魅力的で、そのせいか全体的に密度が高い音楽体験を実現している。一方で高域はやや味気なく、女性ボーカルは力なく暗くなりやすいところが若干ある。どちらかといえば男性ボーカルの曲向きで、ロックやジャズ、ダンスで厚みのある低域表現を味わいたい人向け。この商品は品薄なせいかなかなか安くならない印象。コスパ的にはそこがネックか。

 

【5】このイヤホン向きの曲

 爆発力と熱気の両立した低域が素直に感じられる。ドライな男性ボーカルもこのイヤホン向き。

 

 密度と粘りのある低域ドラムが濃厚な世界観と展開をリードする。中域も濃密で、ボーカルの突き抜け感はやや減じられているものの、全体的に満足度が高い。

 

SATOLEX Tubomi DH299-A1

 

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【カナル型イヤホン iBUFFALO BSHSMP061Y12 レビュー】低価格にしては中高域に丁寧で緻密な色彩感の出るバランスドアーマチュアイヤホン

iBUFFALO スマートフォン用イヤホン バランスド・アーマチュアユニット採用 マイク付き Y型/カバン用 ブルー BSHSMP06Y12BL

 

おすすめ度*1

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ASIN

B00AA5NPQ6

 パソコン周辺機器メーカーのBUFFALOのカナル型イヤホン。スマホやPC用途を意識して通話もクリアなバランスドアーマチュア型を採用している。独特の豆型ハウジングの装着感は良好。遮音性はあまりなく、音漏れもかなりシャカシャカもれる。

 

【1】外観・インターフェース・付属品

 付属品はイヤーピースの替え。細身のケーブルのタッチノイズはやや目立つ。

 

【2】音質

 音質的にはバランスドアーマチュア独特の精彩感の強い緻密な中高域が特徴。解像度のよく、抜けもスッキリとして立ち上がりも良く明瞭さのある音は低価格ではかなり魅力的に聞こえる。輪郭がかなりきれいに出るので全体として引き締まって感じられる。一方で奥行き感には乏しく、低音は表面的なタンタンとした音になりがちで深さと厚みに欠けるところがある。全体として中高域寄り。

 

[高音]:緻密さがあって透明感のある音。のびやかさもほどよくあり、キンキンしすぎない(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、多田葵「灼け落ちない翼」でテスト)

[中音]:中域も緻密に表現するが、奥行き感はそれほど感じられない。立ち上がりがよく小気味よい。

[低音]:弾力感はそこそこ出ており、表面的な反発力も感じる音だが、深さにはやや欠ける。比較的締まった振動で、100hz~60hzまで素直に減衰する。50hz以下はほぼ聞こえない(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:全体的に近めで、左右も強い。低域は深掘りされないので平たい床面を感じ、上方向にはそこそこ抜けが良いがあまり高くは感じない(petit milady「azurite」、分島花音「world's end, girl's londo」でテスト)

[パーカッション・リズム]:緻密で粒感がよく出るので、ハイハットなどはかなり明瞭に出る。ドラムはタンタンとした弾みが強く、疾走感が強い(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)

[ボーカル傾向]:ボーカルは全体的に鮮明に聞こえ、ほどよい透明感と伸びやかさがある。

 

【3】官能性

 petit milady「azurite」は全体として軽妙感でそこそこの爆発力に満ちており、アニメ声のボーカルの精妙感と明るさもうまく出ていて、かなり元気で楽しい。ドラムは素直に飛翔力を与える弾ける音で、奥行き感はあまり出ないので、この曲独特の浮遊感にはやや乏しいものの、なめらかでつややかなボーカルはかなり味わえるので満足度は高め。

 戸松遙「ユメセカイ」もどちらかというと軽快な味付け。ドラムもベースもリズミカルさが強めで、重厚さがなく、情感表現もやや乏しいが、ボーカルの温度感と息遣い、空間への溶け込みなどはきれいに表現されている。

 東山奈央「Hello -Yui Ballade-」はボーカルの透明感がかなり出ており、そのせいか水のように沁み入る情感が味わいやすい。ピアノの音も外形的な緻密さがよく出ており、色合いは必ずしも十分ではないものの、雰囲気とリズム感を加えている。金属的な音はキラキラと出るのでサビでの盛り上がりはなかなかのもの。

 

【4】総評

 低価格バランスドアーマチュアイヤホンではかなり良質な部類のイヤホン。とくに女性ボーカルの表現が丁寧でつややかなアニメ声・アイドル声によく合う。また必ずしも深みのある味わいではないが、楽器音の表面的な輪郭はきれいに出るので、ミニチュア的にはなるものの、大抵の曲はガワは明確に楽しめるので、欠点らしい欠点はほとんどなく、総合的な満足度は高く、コスパはかなりよい。ただ音源によっては刺さりが強くなる傾向があり、PCでyoutube動画を再生すると全般的にややサ行が強く出過ぎる傾向があった。

 

【5】このイヤホン向きの曲

 精妙で軽快なパーカッションが元気よく駆け出す中に、明るく快活なボーカルが響く。このイヤホンでは郷愁を吹き飛ばして前向きに走って行く形で疾走感が強めで爽快。

 

 全体的にアタック感が強く、疾走感も強めでかなり元気で前向きな表現。どんどんエネルギーを溜めてサビまで突き抜けていくキレの良いサウンドがよく出ている。

 

iBUFFALO スマートフォン用イヤホン バランスド・アーマチュアユニット採用 マイク付き Y型/カバン用 ブルー BSHSMP06Y12BL

 

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【ワイヤレスイヤホン KSDream KS-U8 レビュー】かなり量感のある音というか単純に音量大きめに出る。高域はおとなしく、中低域に寄っていて全体的にもっさり。JAZZ向き

KSDream(KSドリーム)イヤホンワイヤレスBluetooth 耳掛けタイプ スポーツヘッドホン コードレス マイク内蔵 通話ランニングVer.4.1 ハンズフリー ノイズキャンセリング搭載 防水防汗 HD高音質イヤホンヘッドセット 技適認証済メーカー保障1年付き (黒)

 

おすすめ度*1

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ASIN

B01KX10G7W

 イヤーフックのついたスポーツタイプの外観。遮音性はあまり高くなく、音漏れもやや目立つ。

 aptXには対応しない。通信性能はかなり安定している。遅延はなく、動画鑑賞に問題ない印象。音飛びも見られない。

 

【1】外観・インターフェース・付属品

 付属品はイヤーピースの替え、充電用USBケーブル、携行袋。細身の平形コードには若干のタッチノイズがあるが、それほど目立たない。

 

 

【2】音質

 音質的にはかなり重たい深掘りされた低域中心になっており、全体的に暗い。中域以上のギターやハイハットなどのパーカッションが弱く、キーボードやボーカルはそこそこ出ているものの、低域の支配力が圧倒的。重苦しいと言えるくらい重厚であり、高域はかなり元気がない。なにより音量が大きく出やすく、ほかのイヤホンの適正音量でそのままこのイヤホンで聞くとかなり大きいので注意。

 

[高音]:高域は素直に存在感がなく、元気なく消え入る感じ(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、多田葵「灼け落ちない翼」でテスト)

[中音]:中域もやや元気がなく、低域にひっぱられがち。かなり篭もった感じがある。

[低音]:かなりブーミーかつ分厚く図太い音で、100hz~20hzくらいまで素直に減衰する。ドラムやベースはかなり深掘りされた地熱の強いボコボコとマグマが沸き立つような音になる(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:低域がかなり支配的で下方向に引っ張り、中域以上はやや遠い(petit milady「azurite」、分島花音「world's end, girl's londo」でテスト)

[パーカッション・リズム]:重たげでけだるげともいえるようなドラム優位(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)

[ボーカル傾向]:高域以上はのびやかさがないでもないが、なんとなく元気がないので明るい感じはうまく出ない。

 

【3】官能性

 東京カランコロン「スパイス」はかなりドラム優位でバスンバスン利かせてくる。ハイハットなどは弱めで疾走感はうまく出ず、ややけだるげに聞こえる。

 分島花音「world's end, girl's rondo」は弦楽の利きがやや弱いのでチェロ以外情感に乏しく、響くドラムと相まって全体的にダークでヘヴィな雰囲気が強い。

 Rusmus Faber「冒険でしょでしょ? Jazz Ver」はピアノが重厚で、低域の鳴り方も深掘りされてムード満点。満足度はかなり高い。

 

【4】総評

 JAZZ向きといえる味付け。ポップス・ロック・ダンスなどは中高域のやや独特な表現と支配的すぎる低域に引っ張られて暗くなってしまいがち。大人びた雰囲気のジャズをじっくり味わうにはかなりおすすめできる。

 

 

 

【5】このイヤホン向きの曲

 このイヤホンでジャズを聴くとその圧倒的な量感と地熱感にゾクゾクくる。ジャズピアノの硬質な表現もうまく、圧倒的な密度がある。ジャズを聴くためのイヤホンと言って良いのではなかろうか。

 

KSDream(KSドリーム)イヤホンワイヤレスBluetooth 耳掛けタイプ スポーツヘッドホン コードレス マイク内蔵 通話ランニングVer.4.1 ハンズフリー ノイズキャンセリング搭載 防水防汗 HD高音質イヤホンヘッドセット 技適認証済メーカー保障1年付き (黒)

 

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【ワイヤレスイヤホン Mixcder Flyto レビュー】かすかに歪みを感じるが、全体として音に精彩はあり金属楽器を中心に生々しさが感じられ、バランス感覚にも優れる

Mixcder Flyto カナル型 高音質 Bluetoothイヤホン ワイヤレスイヤホン マイク付き 防汗 防滴 ハンズフリー 搭載 (ブルー・ブラック)

 

おすすめ度*1

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ASIN

B01F4XA2UA

 イヤーウィングつきで装着性はかなりしっかりしているが、長時間使用で若干耳に痛みを感じた。スポーツ向けとしてはかなりしっかり固定されるが、通勤通学用としてはきつすぎるくらいかもしれない。ウィング自体は着脱できるので、取り外しても良いが、そうするとハウジングがやや重いので、装着性がだいぶ下がる。遮音性はそこそこ高めで、音漏れも少なめ。

 aptXには対応しない。通信性能はかなり安定している印象だ。遅延はほぼ感じられず、音飛びなどもなく動画鑑賞もきわめてスムーズで実用的なレベルだった。

 

【1】外観・インターフェース・付属品

 付属品はイヤーピースの替え、充電用USBケーブル、日本語含む多言語マニュアル、携行ケース。細身のコードにはほぼタッチノイズはなく、この点はスポーツ用途としては好ましい。

 

 

【2】音質

 音質的には全般的に精彩がよく出ていて、とくに金属系楽器の硬質な表現がうまく、低域もほどよく出ており、リズムムードと空気感の表現にはそこそこの妙味がある。一方で空間表現はやや平面的であり、奥行きはそれほど感じられない。ボーカルは自然な味わいでのびやかさもなかなかにあり、天井はそこそこ高く感じられる。音域の高低バランスもよい印象で、全体としてバランス感覚の良さを感じさせる。

 

[高音]:高域にはほどよい伸びやかさと透明感が出てきれいな印象だ。天井もあまり意識しない高さがある(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、多田葵「灼け落ちない翼」でテスト)

[中音]:中域は若干近く、奥行き感はそれほど感じられない。ピアノや金管楽器、ギターのつま弾き音、ハイハットなどの金属楽器の表現はきらびやかさとほどよい硬質感が出ており、なかなか秀逸。木管も震えが感じられるしっかりした表現になっていて、好感が持てた。

[低音]:低域の振動はほどよい締まりがあってビィーンといった感じの音。減衰は素直で深掘りを感じやすい。ドラムはほどよい粘りがあるパバンパバンといった感じだが、前面にあまり出てこない印象でおとなしめ(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:やや中域が近く、カマボコに感じられる。高低としては低域はややおとなしく、高域の方向に抜けている印象はある(petit milady「azurite」、分島花音「world's end, girl's londo」でテスト)

[パーカッション・リズム]:ドラムは粘りと反発力を感じる音だが、ややおとなしめで弾けが強く出る傾向にあり、ハイハットなどが精彩に富むので疾走感が演出されやすい(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)

[ボーカル傾向]:比較的自然でのびやかな味わい。かすれる感じはないが、息遣いも結構うまく出ている印象で反響感も出るがしつこさはなく、素直に透明感が出ている

 

【3】官能性

 奥花子「桜並木」はアコースティックギターとピアノの精彩感と近さがあって、かなり色づいた印象を受ける。ボーカルの息遣いも聞こえる生々しさもあり、やや豪華な雰囲気となって憂愁はだいぶ薄まっており、むしろきれいに花咲く桜の情景が強く意識される味わい。

 Kylee「大好きなのに」はドラムが粘りと弾けがありながら強く出過ぎず、素直にボーカルが引っ張る展開で、それに彩りをそえるピアノなどが比較的強く出る。そのため全体としてパンチの利いた疾走感と彩りに満ちた味わいで明るい。ボーカルはそれほど高く伸び上がる感じはないが、元気があって活力に満ちている。

 ClariS「nexus」はかなり緻密な表現が密度高めに展開される。奥行き感はないが、効果音の演出は十分出ており、しかもガチャガチャしない。全体として軽快ながら精緻に描き込まれており、中毒性は高い。一方でボーカルはやや単調となっており、楽器音に比べると精彩に乏しい。

 やなぎなぎ「春擬き」は疾走感と活力に満ちている。中域の充実感が元気よく力強い曲調になっており、ボーカルの高域に抜けていく高さは若干弱く、その意味でサビでの高揚感には欠けるものの、むしろサビ前での息遣いなどに味わいポイントが多く、満足度は高い。弦楽の情感表現も巧み。

 

【4】総評

 全体的に音に精彩感があるが、とくに中域の密度はなかなか味わい深い。低域、高域は抑え気味に思うが、それでもバランス感覚はしっかりしており、低域はしっかり弾み、高域はほどよい抜けの良さがあって味気なくは感じさせない。中域の中毒性の高い表現を味わうには最適で、通信性能の安定性の高さを考えても、そこそこのコスパの良さを感じる。曲によってははじのほうにざわつきを感じる。

 

 

 

【5】このイヤホン向きの曲

 疾走感がうまく出る。中域の密度が高く、元気よく駆けだしていくボーカルとそれを支える楽器音の奔流に魅力がある。

 

 ややドラムがさっぱりしているが、弾力は良く出ているので全体として疾走感が強く出る。中域の密度が高いのでギターとボーカルの絡み合いはよく聞こえて中毒性がある。

 

Mixcder Flyto カナル型 高音質 Bluetoothイヤホン ワイヤレスイヤホン マイク付き 防汗 防滴 ハンズフリー 搭載 (ブルー・ブラック)

 

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